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補助記憶装置とは

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補助記憶装置とは、主記憶装置の記憶容量を補うための補助的な役割をもつ記憶装置です。

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目次

このページの目次です。

1. 補助記憶装置とは
2. 補助記憶装置の処理機能
3. 補助記憶装置と主記憶装置との違い
4. 紙テープから始まる補助記憶装置の歴史
5. 補助記憶装置の種類と例

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1. 補助記憶装置とは

補助記憶装置とは、主記憶装置の記憶容量を補うための補助的な役割をもつ記憶装置です。 コンピュータの5大装置には含まれていませんが、現在のコンピュータシステムには必要不可欠な装置です。

別名で補助記憶装置

補助記憶装置は別名で補助記憶装置と呼ばれます。

英語でAuxiliary storage

補助記憶装置の英語はAuxiliary storageです。

補助記憶装置の例

補助記憶装置の例(SSD)です。

補助記憶装置の例(SSD)

2. 補助記憶装置の処理機能

補助記憶装置の処理機能には、次のようなものがあります。

  1. 大量のデータやプログラムを記憶・保管し処理に必要なデータやプログラムが主記憶上にない場合には、補助記憶装置に移動してきて処理を行います。
  2. 処理が終わっても保存しておきたい情報などは補助記憶装置に戻しておきます。
  3. 補助記憶装置は装置の電源を切っても記憶している内容が消えない性質があり大量のデータの入出力装置としても使われます。

3. 補助記憶装置と主記憶装置との違い

主記憶装置はCPUが直接読み書きに使用する記憶装置で高速な記憶装置が使用されます。 補助記憶装置は主記憶装置以外の記憶装置で主記憶装置よりも低速だけれど安くて大容量な記憶装置が利用されています。

主記憶装置と補助記憶装置
主記憶装置CPUが直接読み書きする記憶装置。高速で高価。
補助記憶装置主記憶以外の記憶装置。低速で安価だが大容量。

仮想記憶とスワップ

主記憶と補助記憶を合わせて仮想記憶として実際よりも主記憶を大きくするOSの機能があります。これはスワップといいます。 一般的なPC(OS)はどれもこの機能が存在して動作しています。

主記憶の容量が十分に大きくないと低速な補助記憶に作られたスワップファイルが使用され、パフォーマンスが劇的に低下します。 これを知っていると、メインメモリの容量が十分できない場合はOSが使用するディスクはHDDではなく、それよりも高価ですが高速なSSDにするといった方法が思いつくと思います。

4. 紙テープから始まる補助記憶装置の歴史

ここでは簡単に補助記憶装置の歴史について触れていきます。

紙テープ

コンピュータも当初は記憶媒体として紙を使用していました。 紙テープは、長い紙テープに決められた間隔で「穴」を開けて0と1のデータを表現して保存したものでした。

パンチカード

次に紙テープの改良版として登場したのがパンチカードでした。 パンチカードは、資格の試験などで使われるマークシートのようなカード形式の紙を使用した記憶媒体です。 1枚のカードに約80バイトのデータを格納することができます。

磁気テープ

そして、磁気テープが登場しました。当初は大型のものでしたが、カセットテープとよばれる小型化された磁気テープが登場しました。

フロッピーディスクドライブ

そして、フロッピーディスクが登場します。フロッピーはWindowsなどの保存のアイコンに使用されるものです。 フロッピーディスクドライブは略してFDDといい、FDDの容量は3.5インチで約1.4MBでした。

ハードディスクドライブ

その後、現在はSSDが主流となってきていますがその前の補助記憶装置の主役のハードディスクドライブが登場します。 省略してHDDと呼ばれます。

5. 補助記憶装置の種類と例

補助記憶装置の種類と例を見ていきます。

補助記憶装置の種類と例の一覧

補助記憶装置の種類と例をまとめた一覧です。

種類補助記憶装置の例
磁気テープDAT(Digital Audio Tape)
磁気ディスクフロッピーディスク、ハードディスク、Zip、SuperDisk
光磁気ディスクMO(Magneto-Optical)Disk
光ディスクCD-ROM、CD-R、CD-RW、DVD-ROM、BD
半導体メモリSSD、USBフラッシュメモリ、RAMディスク

詳しくは以下の記事にまとめています。

補助記憶装置の役割・特徴・種類

主な記憶媒体(補助記憶装置)の役割・特徴・種類についてまとめていきます。

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