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論理設計では、性能、設計効率、コストなどを考慮して、どの構成が最適であるのかを検討し、設計します。
このページの目次です。
1. 論理設計とは
2. 回路設計
3. タイミング設計
4. 同期式設計
5. 非同期式設計
6. 加法標準形
7. 論理圧縮
論理設計とは、与えられた機能仕様を具体的なハードウエアに変換する作業のことをいいます。
論理設計の英語は「logical design」あるいは「logic design」です。
回路設計とは、文字通り回路の設計を行うことです。 回路設計の英語は「Circuit design」です。 アナログ回路設計、デジタル回路設計などに分類されます。
アナログ回路設計とは、コンピューターを始めとする電子機器や家電に代表される電気製品の電源、アナログ信号を司る電子回路を設計することをいいます。
デジタル回路設計とは、デジタル信号の入出力や情報の演算を行う電子回路を設計することをいいます。
タイミング設計は、回路のタイミング制約を考慮して設計します。 タイミング制約は、タイミングに関する設計要求を開発ツールに対して指示することをいいます。
同期式設計は入力変化後にクロック信号で出力を変化させる設計です。 動作が安定しやすい反面、クロックを待つ分反応が遅れるという特徴があります。
非同期式設計は入力が変化したら出力も変化させる設計です。 反応が速い反面、タイミングをうまくとらないと動作が不安定になるという特徴があります。
加法標準形は、最小項の論理和で表した論理関数です。 最小項は想定されるすべての変数を含む論理積のです。
論理圧縮とは、無駄なものを取り除いて、すっきりした形に変形することです。
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