ハードウェアのWeb教科書―コンピュータの仕組みを学ぼう!
トップ 構成部品及び要素と実装
コンピュータのハードウェアにおける構成部品及び要素と実装をテーマに代表的な構成部品や要素についてまとめています。
このページの目次です。
1. 半導体素子
2. カスタムIC
3. システムLSI
4. 組込みシステムの構成部品
代表的な半導体素子について見ていきます。
ダイオードは、電気の流れを一方通行にする半導体素子です。
LEDは、ダイオードの一種で、順方向に電圧を加えた際に発光する半導体素子です。
トランジスタは、電子回路で信号を増幅またはスイッチングすることができる半導体素子です。
ICは、半導体の表面に、微細かつ複雑な電子回路を形成した上で封入した電子部品です。
LSIは、素子の集積度が数千ゲートかそれ以上のICです。
VLSIは、1チップ当たりの半導体素子の集積度が10万個を超えるICです。
CMOSは、P型とN型のMOSFETをディジタル回路の論理ゲート等で相補的に利用する回路方式または電子回路、ICのことをいいます。
バイポーラは、N型とP型の半導体がP-N-PまたはN-P-Nの接合構造を持つ3端子の半導体素子であり、電流増幅およびスイッチングの機能を持つトランジスタです。
BiCMOSは、バイポーラ回路とCMOS回路を組み合わせた半導体回路です。
バイポーラメモリは、バイポーラ技術を使用したメモリです。
利用者が要求する回路をICとして実現できます。
ASICは、ある特定の機器や用途のために、必要な機能を組み合わせて設計、製造されるICのことをいいます。
FPGAは、製造後に購入者や設計者が構成を設定できるICです。
HDLは、半導体チップの回路設計などを行なうための人工言語です。 プログラミング言語に似た構文や表記法で、回路に含まれる素子の構成やそれぞれの動作条件、素子間の配線などを記述することができます。
システムLSIは、組込み分野などで利用され、複数の半導体を組み合わせることによって占有面積を縮小し、システムを小型化し、高速化、低コスト化などのメリットがあります。
コデザインとは、ハードウエアとソフトウエアの設計を、開発の初期段階から協調して行うことをいいます。
SoCは、1つの半導体チップ上にシステムの動作に必要な機能の多く、あるいは全てを実装するという設計手法、また、その手法を使って作られたチップのことを指す言葉です。
組込みシステムを構成する部品について見ていきます。
コンピューターの制御・演算を行う処理装置のことをプロセッサといいます。CPUやMPUなどはプロセッサーの一つです。
DSPとは、デジタル化された音声、オーディオ、映像データや、温度、加速度などのセンシング情報に対して、フィルタリングや解析、伝送のための算術演算を高速に実行するプロセッサのことです。
センサは、ある対象の情報を収集し、機械が取り扱うことのできる信号に置き換える素子や装置のことをいいます。
CCDイメージセンサは、ビデオカメラ、デジタルカメラなどで使われている撮像素子です。
アクチュエータは、電気・空気圧・油圧などのエネルギーを機械的な動きに変換し、機器を正確に動かす駆動装置です。
メモリは、データを記憶する部品で、記憶装置は主記憶と補助記憶がありますが、メモリというと主記憶装置のことを指すことが一般的です。
ASICは、ある特定の機器や用途のために、必要な機能を組み合わせて設計、製造されるICのことをいいます。
D/Aコンバータは、デジタル情報をアナログ情報に変換する装置のことをいいます。
A/Dコンバータは、アナログ情報をデジタル情報に変換する装置のことをいいます。
MEMSは、機械要素部品、センサ、アクチュエータ、電子回路を一つのシリコン基板、ガラス基板、有機材料などの上に微細加工技術によって集積化した機器のことをいいます。
診断プログラムは、パソコンのハードウエア、特にメモリーやハードディスクなどに異常がないかを診断するプログラムです。
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