ハードウェアのWeb教科書―コンピュータの仕組みを学ぼう!
代表的なコンピュータの種類と特徴についてまとめました。
このページの目次です。
1. パソコン
2. サーバ
3. 携帯端末
4. 汎用コンピュータ
5. 制御用コンピュータ
6. マイクロコンピュータ
7. 量子コンピュータ
まずはパソコンについてです。
パソコンとは、パーソナルコンピューター(英語でPersonal Computer)を略して呼ばれるコンピュータのことをいいます。
デスクトップPCとは、机上に備え付けて使用する用途で作られたパソコンのことをいいます。
一般的に、デスクトップPCは、ディスプレイ、パソコン本体、キーボードなどの各機器が独立しています。 また、パーツの交換や増設ができ、自作パソコンも可能であるなど、拡張性に優れているという特徴があります。
ノートPCは、ユーザーが任意の場所へ移動させて利用することを前提として設計された、二つ折りで軽量のパーソナルコンピュータです。
モニタなどの表示画面、キーボードやポインティングデバイスなどの入力機器、バッテリー(電池)などがコンピュータ本体と一体化しているのが特徴です。
サーバは、利用者の要求(リクエスト)に対して、それに応答したデータを提供する目的で構築されたコンピュータです。
携帯端末は、スマートフォン、タブレット端末などの携帯型情報通信機器です。
指先で操作できるのが特徴です。
スマートフォンは、モバイル向けオペレーティングシステムを備えた電話機能を備えた携帯端末です。
タブレット端末は、タッチパネル機能をもつ液晶ディスプレーを主なインターフェースとして、指やペンなどで操作できる携帯端末です。
汎用コンピュータとは、メインフレームとも呼ばれ、主に企業など巨大な組織の基幹業務用などに使用される、大型コンピュータです。
制御用コンピュータは、制御系の試験・監視 や計算機制御 などの分野において活用されるコンピュータです。
マイクロコンピュータはCPUとしてマイクロプロセッサを使用したコンピュータです。
量子コンピュータは、重ね合わせや量子もつれと言った量子力学的な現象を用いて従来のコンピュータでは現実的な時間や規模で解けなかった問題を解くことが期待されるコンピュータです。
量子ゲート型は、現在の計算機の処理単位である「bit」を「量子bit」で置き換えた量子コンピュータです。 従来は「量子コンピュータ」と言えばゲート型を指していました。
アニーリング型は、東工大の西森教授が1998年に理論を提唱しカナダのD-Wave社が2010年ごろ世界で初めて実装した量子コンピュータです。 金属の焼きなまし処理とよく似た処理を量子を使って行うというような自然の法則を活用して最小エネルギー状態を探索する量子コンピュータです。
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