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USB、RS-232C、IEEE 1394、SATA、Bluetooth、IrDA、SCSIなど、代表的な入出力インタフェースの種類と特徴についてまとめています。
このページの目次です。
1. USB
2. RS-232C
3. IEEE 1394
4. SCSI
5. シリアルATA
6. HDMI
7. DisplayPort
8. Bluetooth
9. Zigbee
10. Ir-DA
11. NFC
12. PCMCIA
13. アナログRGB
14. DVI
USBとは、Universal Serial Busの略で、パソコン用のシリアルインターフェースの規格です。 USBは、ハブを介してパソコンなどに最大127台の機器をツリー上に接続でき、機器の接続を自動的に認識する機能(プラグ・アンド・プレイ機能)や、 パソコンや機器の電源を入れたままでコネクタの抜き差しが出来る機能(ホット・プラグ機能)を持ちます。 また、機器への電源供給も可能です。
RS-232Cは、プリンターやモデム、スキャナなどを接続するシリアルインターフェースの規格です。
IEEE 1394とは、Institute of Electrical and Electronic Engineers 1394の略で、 IEEEが制定した高速インターフェースです。 ホストパソコンが不要で、周辺機器同士の接続が可能なシリアルインターフェースの規格です。
SCSIは、Small Computer System Interfaceの略で、「スカジー」と呼びます。 HDDやプリンターなどを接続するパラレルインタフェースの規格です。
デイジーチェーンと呼ばれますが、機器を数珠(じゅず)つなぎに接続することができます。 最大7台または15台つなげられ、デイジーチェーンの最後にはターミネータという終端抵抗をとりつけます。
各装置は、SCSI IDという識別番号をもます。 SCSI IDの順序には意味はありませんが、すべて異なる番号でなければなりません。
Serial ATAとは、 Serial AT Attachmentの略で、読み方は「シリアルエーティーエー」、パソコンとSSDやHDDなどの記憶装置を接続するIDE(ATA)規格の拡張仕様の一つです。
HDMIは、主にテレビとハードディスクレコーダー、ゲーム機などの間を接続する際に用いられる、映像や音声などを1本のケーブルにまとめて送れる通信規格の一種です。
DisplayPortは、液晶ディスプレイなどのデジタルディスプレイ装置の為に設計された映像出力インタフェースの規格です。
Bluetoothは、免許なしに使用できる2.4GHz帯の無線を利用して接続するシリアルインターフェースの規格です。 PCやスマホ、イヤホンなど携帯情報機器に付属されることが多い無線通信機能で、数m程度の機器間接続に使われる短い距離の短距離無線通信の規格です。
BLE(Bluetooth Low Energy)は、Bluetoothの一部で、バージョン4.0から追加になった低消費電力の通信モードです。
ZigBeeは、センサーネットワークを主目的とする近距離無線通信規格の一つです。
IrDAとは、Infrared Data Associationの略で、赤外線通信規格です。 もともとはこの通信規格の標準化を進める団体名ですが、規格名もIrDAとですが、規格に関しては、IrDA DATAと呼びます。
NFCは、Near Field Communicationの略で、RFIDによる個体識別の技術の一種であり、近距離無線通信の技術を統一化した世界共通の規格です。
RFID (Radio Frequency IDentification) は、微小な無線チップによる人又は物の識別及び管理に活用できます。 電子決済システムに応用されています。
PCMCIAは、日米協調して規格統一を行ったパソコン用小型カード型インタフェース、およびその規格による拡張カードです。
アナログRGBは、、ディスプレイへ映像信号を転送するための端子のうち、映像をR(赤)、G(緑)、B(青)の色空間に分解してアナログ信号として転送する方式です。
DVIは、パソコンとディスプレイを接続するためのデジタルタイプのインターフェースです。
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